
【私のMicocochi】PMS(月経前症候群)・PMDD(月経前不快気分障害)になりやすい人の特徴6選
「どうして同じ女性なのにPMSやPMDDが重い人と平気な人がいるんだろう。」
そう思ったことはありませんか?
こんにちは。宮古りさです。いかがお過ごしでしょうか。
PMSの症状って、辛いですよね。でも、私は以前、生理前の症状を周りの女友達に話しても共感してもらうことができませんでした。周りの女友達は生理前も普段と変わらなかったのです。そしてまさに、上記のような疑問を持ったのです。今回の記事を読めば、どのような人がPMS・PMDDになりやすいのか分かります。
1.幼少期に暴力・虐待をうけていた
こちらは主にPMDDの方に当てはまります。家庭内の『しつけ』という名目の暴力・虐待・性的虐待・ネグレクトを含みます。世界中で多くの研究結果や論文が出ており、PMDDと幼少期の暴力の関係は深いです。
(引用:PubMed.gov)
私も例にもれず、小さいころから実の父に暴力・暴言を受けてきたひとりです。論文を読んだとき、私のPMSやPMDDがひどい原因はここにあると気が付きました。当時は暴力を振るわれることが当たり前すぎて、相談するという発想がありませんでした。現在日本は、警察は家庭内のことには介入しにくく、本人も母親も相談しないので、発見されないケースが多いようです。
2.トラウマ・PTSD
PMDDの女性の83%は幼少期のトラウマを経験しているそうです。
(引用:PubMed.gov)
過去に精神的なトラウマとなりうる出来事を経験した女性はそうでない女性に比べて4倍以上PMDDを発症するといいます。大震災・事故・いじめなどのトラウマも含みます。
3.ストレスが多い
PMSやPMDDを発症してしまうきっかけはストレスが多数を占めます。
また、PMSの有無やPMSの重さは直前の2週間にどの程度のストレスがあったかと関連しています。つまり、ストレスを受けたら、PMSになる前にストレスを発散させておくとPMSの症状は軽減します。
4.嗜好品の摂取量が多い
PMSの人は、そうでない人に比べて、お酒(アルコール)、タバコ(ニコチン)、コーヒー(カフェイン)、間食(砂糖)などの嗜好品を多く口にしているそうです。
5.体重過多
BMIという体重の指標があります。ご自身の身長体重と健康の関係が理解できる便利な数値です。
BMI=【体重(kg)】÷【身長(m)】÷【身長(m)】
※身長の単位は(cm)ではなく(m)です。
こちらのサイトでも計算できます。
BMI25以上の人は要注意。1増すごとにPMSリスクは3%上がります。
6.下記の性格的特徴がある
下記は、いずれもうつ病の方の性格の特徴と似ています。
・衝動性・怒りやすさがある
怒りやすい女性はそうでない女性と比べてPMSのリスクは4倍、PMDDのリスクは9倍あります。
・几帳面で神経質
・負けず嫌い
・こだわりが強い
・完璧主義
・我慢してしまう
・断れない
・感情を表に出さない
・自己卑下する(自分を責める)
・他人に気配りができる
・危険を必要以上に避けようとする
【参考文献:PMS正しい知識をもつために(メジカルビュー社)PMSと女性のからだ(同文書院)】
まとめ
当てはまるものはありましたか?なぜ自分はPMSが重いんだろうという疑問の答えが見つかると気持ちが少し晴れませんか。もし、当てはまってしまっても落ち込まないで。今後も改善策を紹介していきます。一緒に対策していきましょう。